
【2026年7月6日】今週のドル円見通し|上昇再開か、160円台へ調整か
2026年7月6日午前5時50分更新
ドル円は先週、162円台後半まで上昇したあと、160円台まで急落しました。
7月1日には一時162.84円付近まで上昇しましたが、7月2日には160.63円付近、7月3日には160.49円付近まで下落。その後は買い戻され、先週末は161.37~161.38円付近で取引を終えています。
今週の結論
今週のドル円は、
長期では上昇トレンド継続、短期では下落調整中
という状態です。
現時点では、どちらか一方向に大きく動くというより、
160.50円から162.20円付近のレンジ
を基本に考えます。
方向感としては五分に近いものの、160.50円付近を維持できれば再び上昇しやすいため、今週全体ではやや上方向を予想します。
ただし、161円台後半を回復できない場合は、再び160円台前半を試す可能性があります。
日足チャート:長期の上昇トレンドは崩れていない
ドル円は162.84円付近から大きく下落しましたが、日足では高値と安値を切り上げる形が残っており、長期の上昇トレンドはまだ完全には崩れていません。
一方、RSIは買われ過ぎの状態から50付近まで低下。MACDは短期的な下落の勢いを示しており、調整終了と判断するには少し早い状態です。
特に160.20円付近には、日足の50日指数移動平均線とフィボナッチの節目が重なっており、重要なサポートとして注目されます。
上昇する場合のシナリオ
まず注目したいのは、先週末の高値に近い161.50円付近です。
161.50円を明確に突破した場合は、次の価格帯が上値の目安になります。
・161.80円
・162.00~162.20円
・162.84円付近
特に161.80円から162.00円を突破すると、先週の下落が一時的な調整だったと判断されやすくなります。
その場合は再び162.84円を試し、突破すれば163円台に入る可能性もあります。
下落する場合のシナリオ
下方向では、まず161.00円が短期的な節目です。
161.00円を割った場合は、
・160.70円
・160.50円
・160.20円
が下値の目安になります。
先週も160.50円付近では買い戻しが入りました。このため、160.50円から160.20円は今週の重要なサポート帯です。
ただし、160.20円を日足で明確に割った場合は、上昇トレンドが弱まり、159円台まで下落する可能性が高まります。
今週の重要ライン
上値の目安:161.50円、161.80円、162.20円、162.84円
下値の目安:161.00円、160.50円、160.20円
今週の中心となる分岐点は、161.50円と160.50円です。
161.50円を上回れば買い側が有利。
160.50円を割れば売り側が有利になります。
7月6日の米ISM非製造業景況指数に注意
7月6日月曜日、日本時間23時には、6月の米ISM非製造業景況指数が発表されます。
前回5月分は54.5で、米国のサービス業が拡大していることを示しました。今回も強い数字になれば、米金利上昇とドル買いにつながり、ドル円が上昇する可能性があります。
反対に弱い結果になれば、米利上げ観測が後退し、160円台方向へ下落する可能性があります。
7月9日早朝のFOMC議事要旨も重要
日本時間7月9日午前3時には、6月16日・17日に開催されたFOMCの議事要旨が公表されます。
議事要旨の内容が利上げに積極的であればドル買い、景気や雇用への慎重な意見が多ければドル売りにつながりやすくなります。
今週は米国の経済指標が比較的少ないため、ISM非製造業景況指数とFOMC議事要旨への反応が大きくなる可能性があります。
米雇用統計後のドル売りが続くか
先週発表された米雇用統計では、雇用者数の伸びが市場予想を下回りました。
これを受けて、米国の早期利上げ観測が後退し、ドル円は162円台後半から161円前後まで下落しました。
市場では、先週の162.84円付近が短期的な高値になった可能性も意識されています。
今週の米指標が弱ければ、雇用統計後のドル売りが続く可能性があります。
一方、ISM非製造業景況指数などが強ければ、利上げ観測が再び強まり、ドル円が162円台を回復する可能性があります。
為替介入にも引き続き警戒
日本政府は、為替市場の動きを強い緊張感を持って確認し、必要に応じて対応する姿勢を示しています。
市場では163円から165円付近が次の介入警戒ゾーンとの見方もありますが、政府が正式な介入水準を発表しているわけではありません。
実際には価格そのものよりも、短時間での急激な円安や投機的な動きが介入判断に影響すると考えられます。
162円台へ戻った場合は、政府関係者の発言やレートチェックに注意が必要です。
まとめ
今週のドル円は、長期の上昇トレンドを維持している一方、短期的には162.84円からの下落調整が続いています。
基本シナリオは、160.50円から162.20円のレンジです。
・161.50円突破なら上昇優勢
・161.80円突破なら162円台回復
・161.00円割れなら下落警戒
・160.50円割れなら160.20円を試す
・160.20円割れなら159円台に注意
現時点では160.50円付近のサポートが機能しているため、今週はやや上方向を予想します。
ただし、161.50円を超えられない状態が続く場合は、戻り売りが優勢になる可能性があります。
今週は値段を予想して決めつけるよりも、161.50円を上抜けるか、160.50円を下抜けるかを確認してから方向を判断するのが分かりやすそうです。
※この記事は相場の見通しをまとめたものであり、投資を勧誘するものではありません。取引は自己責任でお願いします。

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