
【2026年6月29日】ドル円は161.95円突破で162.30円へ?上窓後の下落と為替介入に警戒
2026年6月29日早朝のドル円は、161.75円前後で推移しています。
週明けは一時161.85円付近まで上昇した一方、161.53円付近まで下落する場面もあり、161円台後半で方向感を探る展開です。
先週末の日足は長めの陰線で終了しており、週明けは戻り売りが入りやすい形になっています。
今日の結論
本日の注目ポイントは、次の2つです。
- 下は161.69円前後を維持できるか
- 上は161.95~161.96円を突破できるか
161.69円を割り込めば、上窓を埋める下落が続く可能性があります。
一方、161.95~161.96円を明確に上抜けると、売りポジションの損切りを巻き込み、162.30円付近まで上昇する可能性があります。
ただし、162円台は為替介入への警戒が非常に強い価格帯です。
先週末の日足は長めの陰線
先週末のドル円は、高値圏から売られて長めの陰線で終了しました。
長い陰線は、その日の終盤まで売り圧力が強かったことを示しています。
そのため、週明けに上昇して始まっても、買いが続かなければ戻り売りが出やすくなります。
特に上窓で始まった場合は、窓を埋める方向への下落に注意が必要です。
161.69円が最初の下値目安
上窓を埋める動きになった場合、最初に意識されるのが161.69円前後です。
161.69円付近で下げ止まれば、再び161.80円台へ反発する可能性があります。
反対に、161.69円を明確に割り込んだ場合は、早朝安値の161.53円付近が次の目安になります。
161.53円も割り込むと、161.30円前後まで下落幅が広がる可能性があります。
161.95円突破なら162.30円を試す展開
上方向では、161.95~161.96円が重要な抵抗帯です。
この価格帯には、戻り売り注文や売りポジションの損切り注文が集まっている可能性があります。
そのため、161.96円を勢いよく突破すると、
- 売りポジションの損切り買い
- 新規のブレイク買い
- 自動売買による追随買い
が重なり、上昇が加速する可能性があります。
その場合、次の上値目安として意識されるのが162.30円前後です。
162円台では為替介入に注意
日本政府は直近の円買い介入で、合計約11.7兆円を投入しました。
片山財務相とベッセント米財務長官の会談でも、必要な場合には断固たる措置を取るという日米の認識が確認されています。
ただし、日本政府が「162円を絶対に超えさせない」と明言しているわけではありません。
為替介入では、価格そのものだけでなく、上昇の速さや投機的で一方的な値動きが重視されます。
特に危険なのは、
161.96円突破
↓
売りポジションの損切りで急騰
↓
162.20~162.30円へ上昇
↓
突然の円買い介入で急落
という流れです。
162円台での買いは、上昇余地よりも突然の急落リスクが大きくなる点に注意が必要です。
本日の重要価格
| 価格帯 | 意味 |
|---|---|
| 162.30円 | 上昇した場合の次の目標、介入警戒ゾーン |
| 162.00円 | 大きな節目 |
| 161.95~161.96円 | 直近高値・上抜け判断ライン |
| 161.69円 | 窓埋め・下落継続を判断するライン |
| 161.53円 | 早朝安値付近 |
| 161.30円 | 161.53円割れ後の下値候補 |
今日の値動きシナリオ
下落シナリオ
上昇して始まっても161.80円台で伸び悩み、161.69円方向へ下落。
161.69円を割り込むと、161.53円付近を試す展開です。
上昇シナリオ
161.69円付近を維持して反発し、161.95~161.96円を突破。
損切り買いを巻き込むと、162.00円から162.30円まで上昇する可能性があります。
乱高下シナリオ
161.96円を一度上抜けたあと急落し、再び161円台へ戻る展開です。
高値更新直後は、だまし上げや為替介入への警戒が必要です。
まとめ
本日のドル円は、161.69円と161.95~161.96円が重要です。
161.69円を割り込めば、161.53円方向への下落に注意。
161.96円を明確に突破すれば、162.30円まで上昇する可能性があります。
ただし、162円台は為替介入がいつ入ってもおかしくない危険な価格帯です。
「162円を超えたから買う」のではなく、上昇速度や突然の急落を警戒しながら、無理なポジションを持たないことが重要です。
※この記事は相場分析を目的としたものであり、売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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